夢がある!? 「お客に会いに行ったライブチャット嬢」のお話」

カサイユウです。

さて今回は「ライブチャットの世界で本当にあったエピソード」をお届けします。

主人公は、ノンアダパフォの友人I子。

彼女はなんと懇意のお客に、実際に会いに行ってしまったのだそう。

I子の容姿ですが、正直なところ美人というほどではありません。

しかし人見知りせず愛嬌もあり、男女ともに多くの友人がいました。

アパレル販売員としての収入を心もとなく感じていた彼女は、お小遣い稼ぎとして在宅ライブチャット嬢のバイトを始めます。

持ち前の明るいキャラクターを活かし、ノンアダ嬢としてはボチボチ稼いでいたほうではないでしょうか。

惚れやすいフシがあるものの現実主義で、不毛な恋愛はしないタイプ。

そんなI子のターゲットになったのは、お客のひとりであった川上くん(20代前半)。

役者志望の彼はバイトとの二足のわらじ生活で、なかなか忙しい日々を送っていたそう。

「チャット嬢と会えるなんて、夢がある」?

それとも「ストーカーじみていて怖い」?

あなたはこのエピソードを、一体どう感じるのでしょうか。

 

 

【本当にあったライブチャット事件簿 第一章「偶然の出会い」】

I子の普段の髪型は、黒髪ショート。

けれどチャット画面からの身バレ防止を兼ねて、仕事中は金髪ウィッグをかぶり、変装レベルのメイクを施していました。

ある日I子のもとにインしてきた川上くんは、どこにでもいそうな一般的な青年。

彼の外見を「パッとしない」と評する人もいそうですが、よく見れば顔の造形は整っており、いわゆる地味系イケメン。

彼女は2年ほどいないそう。

年齢が近く、同じ東京住まいで話も合う。

ライブチャットにありがちな「脱げ脱げ攻撃」も、一切しない。

そんな川上くんに対して、I子は「何だか話しやすい人だなぁ」「またインしてくれたらいいなぁ」と感じていたそう。

 

 

【本当にあったライブチャット事件簿 第二章「情報を組み合わせたら…」】

2週間空けて、川上くんは再びI子のもとへインしてきました。

久しぶりにもかかわらず、I子は好印象だった彼のことをよく覚えていたそう。

それ以降は同じようなペースで、近況を伝えにやって来るようになりました。

I子はいつしか心の片隅で、川上くんのインを待つようになっていたといいます。

ふたりの会話は、たわいもない話がほとんど。

しかし彼に心を開き始めていたI子は、本当のことは言えなくても、限りなくリアルに近いことを話しておきたかったそう。

I子「前に北区に住んでるって言ったけど、もう引っ越したんだ。今は中野区に住んでるの」

ライブチャットを楽しむためには「個人情報を特定できそうな話をしない」というのが暗黙のルール。

しかし彼との距離をもっと縮めたいI子は、自分の生活に関わるリアルな話をしてしまいました。

川上「たぶん俺ら、家近いよ! 俺は杉並で、バイト先は荻窪近く」

距離をもっと縮めたいのは、川上くんも同じだったのかもしれません。

これまでの会話からI子は、川上くんについて

 

・コンビニLでバイトしている

・時間帯は深夜

という2つの情報を持っていました。

この日に得た

・バイト先は荻窪近く

という情報を合わせて、こんな個人情報が特定できてしまいます。

「川上くんは、荻窪近くのコンビニLで深夜バイトをしている」

 

 

【本当にあったライブチャット事件簿 第三章「マジで恋する暴走乙女」】

彼のことを知るほど、特別な気持ちが芽生えて抑え切れなくなるI子。

これまでに仕入れた情報から、川上くんのバイト先は2~3軒までに特定できていました。

「声はかけないんだから、ストーカーじゃない」

「本物の川上くんを、ちょっと見てみたいだけ」

「チャット画面ではメイクにウィッグだし、会っても私だとバレないはず」

「もし休みで会えなかったら、すぐに諦めて帰ろう」

自分への言い訳をいくつも用意してから、I子は終電近くの中央線に乗り込みました。

……結果ですが、本物の川上くんに、本当に会えてしまったのだそう。

「モニターごしに見た顔、髪型、ネームプレートまで確認したから間違いない」と語る彼女。

店内では決めていたとおり声はかけず、しかし何度かすれ違ってみたといいます。

すれ違いざまに視線を送りすぎて、バレないように振る舞うのが大変だった……とも。

レジには別のスタッフがおり、川上くんと直接会話をかわすキッカケがなかったI子。

「もし川上くんがレジだったら、うっかり話しかけちゃったかもね」……なんてうそぶいていたのが印象的でした。

 

 

【本当にあったライブチャット事件簿・おわりに】

「ライブチャットでのストーカーまがいな事案」と言うと、つい男性ストーカーに女性被害者を想像してしまう私。

それだけにI子の実体験を聞いたときには、たいそう驚いてしまいました。

「相手に気づかれずにバイト先を特定し、会いに行き、バレずに帰る」というのは、状況によっては簡単に実現してしまうものなんですね。

このエピソードを「夢がある話」と取るか。

はたまた「怖い話」と取るかは、あなた次第……。

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■ライター カサイユウ

06元風俗嬢のアラサー。都内某所の飲み屋さんで働きながら、恋愛関連やアダルトコラムのライターをしています。好きなものはビールとお金。苦手なのは長時間じっとしていること。酒の失敗は3日で忘れます。痛みで興奮するタイプですが、変態ぶっているフシがあります。アラサーになってから不倫のお誘いをいただくようになったので、それとなくパパができないものかと思案中です。
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